2) 考え方・知恵

中高年が働きすぎとストレスを放置した代償は大きい

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こんにちは いもです。

以前、「中高年の働きすぎやストレスはとても危険です」という記事で、私が国際会議の責任者になった時、高熱で入院することになった体験談を紹介しました。

病気になり辛い時間を過ごしたことは、私が働きすぎとストレスを放置した「代償」ですが、それ以外にも多くのことが起きましたので、それらを紹介します。

「働きすぎやストレス」を放置してしまうと、実際にどのような影響・変化が起きるかということを理解していただけると思います。

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自分の体に残った「代償」

病気も治り退院したのですが、そのあといくつかの症状が残りました。これらは病気になる前にはなかった症状です。

手足のしびれ

この症状は入院中から起きていましたが、退院後も続きました。

両手の指先からひじまでと、両足の足先から膝までがしびれた状態です。震えるわけではなく、しびれが感覚としてありますが、外から見たら分かりませんでした。

しかし「麻痺」というほどのものではなく、日時によってしびれる場所も程度も違っていました

この症状には半年以上悩まされましたが、幸いなことにしびれは次第におさまり、今ではなくなりました。

いもさん

主治医にいくら言っても、それは「病気の副作用ではない」と責任放棄。病気になる前にはなかった症状なので、治るのか不安でした

身体の震え

退院して3ヶ月後に職場復帰しましたが、そのころから起き始めた症状です。

突然体が震えるもので、入院前に起きた症状と同じです。職場で役員と話しているときや、会議で発言している時などにおきました。

無意識のうちに精神的ストレスがかかった時に起きるようです。

また、仕事から帰宅した後にも、震えが起きることが何度もありました。これはストレスがかかった時というよりは、ストレスから解放された時に起きたように思います。

いもさん

この症状が出た時にはショックでした。「このまま会社員として仕事を続けていくことは難しい」と悟りました

口が回らない

これも、退院して3か月後に職場復帰してから起き始めました。最初は自覚がありませんでしたが、周りの人から「口が回ってない」と言われました。

次第に自覚するようになり、退院から1年半以上経つ今でも口が回りにくいことがたまにあります。

ガスが抜けたようになる

この症状は退院してから1年ほどしてから出てきたものです。夕方4時くらいになると急に「ガス欠」になったような症状になり、ベッドに倒れ込みます。

「やる気がない」「元気がない」というのとは違い、「ガス欠」という感じで体に力が入りません。ネットでしらべたら「低血糖症」や「更年期障害」の人に出る症状に似ていました。

この症状は次第に減りましたが、今でも1カ月に1度程度の頻度で起きています。

新型コロナウィルスなど感染症などへの恐怖心

入院していろいろな検査をしましたが、結局、高熱の原因は不明でした。髄膜脳炎という病名はつきましたが、その原因はウイルスでも細菌でもヘルペスでもなく、「原因は特定できないが、自己免疫の暴走が一因ではないか」といわれました。

退院後、投薬治療が続きましたが、その薬は免疫力が落とすものでした。そのため、流行していた新型コロナウィルスなどに対しての恐怖心を強く持つようになりました。

いもさん

手洗い・うがいなどは入念にやりました。しかし、通勤や職場で人と接することがとても怖くなっていきました

会社での仕事上起こった「代償」

一度病気をしたことによるストレスや負い目

産業医からの指導もあり、元いた部署には戻らず楽な仕事を担当しながら徐々に職場復帰することとなりました。

体を治すのが第一」と言ってもらえました。しかし、徐々に体調がよくなるに従い、責任ある仕事を任せてもらえないことにストレスを感じるようになってきました。

周りの人は気を使ってくれているのだと思いますが、「病人だから」と遠慮している様子がストレスでした。

その後、元いた部署の元の立場で復帰しましたが、「病気した人だから」という意識で周りが接しているようで、「負い目」のようなものを感じてしまいました。

病気が原因で、一度線路を外れてしまったような「負い目」です。

これは自分の感じ方の問題だと思いましたが、そう思ってしまうことを変えられませんでした。

いもさん

「負い目」を感じてしまうのは、自分の考え方の癖に問題があると分かっていました。でも、変えることができませんでした

職場復帰8カ月後に退職

退院後も続く、体のさまざまな「異変・症状」に加え、職場復帰後に感じてしまった「負い目」が原因となり、会社組織のサラリーマンとして仕事を続けることの限界を感じてしまいました。

そして、25年間勤めた会社を退職することになりました。新型コロナによる失業が増えてくる時期でしたが、辞めることに迷いはありませんでした

最後に

このように、中高年が働きすぎとストレスを放置した代償は大きいものとなりました。とはいえ、命が助かっただけでもラッキーとも言えます。

中高年の働きすぎやストレスはとても危険です」で書きましたが、あのとき女性上司が私の異常に気付いて止めてくれなかったら、あのとき脳神経の専門科のある国立病院に転院できていなかったら。あの幸運が重ならなければ、「働きすぎとストレスの代償」は取り返しのつかないものだったでしょう。

特に、40代、50代の中高年は注意が必要です。責任ある立場で、大変な仕事に取り組まなければならないのは分かりますが、働きすぎとストレスを放置して取り返しのつかないことにならないように本当に気を付けてください。

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