2) 考え方・知恵

大切な人との悲しく辛い別れを、想定し準備して生きる

こんにちは いもです。

今回は少し重たいタイトルの記事ですが、「大切な人との別れ」というものは必ず誰にでも訪れるものです。特に40代、50代の人は、歳をとるに従いその時はどんどん近づいて来ています。

私は、病気をしたことをきっかけに「大切な人との別れ」について深く考えるようになりました。そして、自分なりの考えをまとめ、それに伴い生き方も大きく変わりました

これはあくまでも私の体験に基づくものですので、ある個人が持つ一つの考え方としてご覧ください。

自分にとって大切なものを大切にする

人生の分岐点

自分が大切にしたいものは何か?

私の家庭は子供に恵まれず、妻と愛犬の3人暮らしです。私の両親も、妻の両親も健在です。

昨年私は、髄膜脳炎で入院をしたことをきっかけに「自分にとって大切なもの」を強く意識し始めました。突然の入院だった上、自分自身が先に死んでいなくなるかもしれないという経験をしたためです。

そしてそれをきっかけに、「自分にとって大切なものに優先順位を置いて生きて行こう」と誓いました

私が大切にしたいものとは、妻と愛犬と両親でした

しかし、入院前の生活をそのまま続けていたら、大切なものを大切にする時間も心の余裕もありません。「大切にしたかったものを何一つ大切にできなかった」そう後悔している将来の自分の姿が目に浮かびました

入院前の生活を続けると

・定年退職までの10~15年は会社で仕事の毎日
・10歳となった愛犬は1人でお留守番の日々が続き、あと何年か後に亡くなってしまう
・実家で老々介護をしている高齢の両親は、どんどん老いていつかは亡くなってしまう
・お金の不安から、定年退職後も妻と共に働き続けることになる
・誰1人として大切にも幸せにもできず後悔する

そこで、25年間働いてきた会社を、50歳を目前にして退職する決断をしました。なぜなら、私にとってここからの5年、10年がとても大切な時間だとはっきり分かったからです。

自分の中で優先順位がはっきり決まってしまえば、不思議なもので怖い気持ちも、不安な気持ちも全く起こらなくなりました自分にとって大切なものを大切にする。「やるべきことはシンプルにそれだけ」と思えたからでした。

いもさん

私が何よりも大事にしたことは「自分が大切にしたいと思うものを大切にできなかったことで後悔したくない」ということでした

会社を辞めてからの生活

会社を辞めてから私の生活は一変しました。しばらくは失業保険と退職金で暮らしていけましたが、将来、収入源となるものをインターネットで作り始めました。

収入が0円の生活が続きましたが、不思議なもので幸せを感じることが多くなり、心が平穏で余裕を持てるようになっていきました。

なぜなら「自分にとって大切なものを大切にできている」「自分の時間を大切なもののために優先的に充てる生活が送れている」という実感があったからです。

退職後の生活

・すべての家事をおこない、働くのために弁当を作る
愛犬いつも一緒で、毎日欠かさずお散歩に連れて行く
高齢の両親を近くのマンションに呼び寄せ、生活の面倒を見る
・安定的な収入を得て、不自由のない暮らしを妻と送れるようになるため、ストック型ビジネスの仕組みを構築する

大切なものとも必ず別れる時が来る

人混み

大切な人が大切にしていたものを大切にする

会社を辞めて以降「自分にとって大切なものを大切にしてきた」という思いがあるので、「将来持つかもしれなかった後悔の念」は減らすことができています

しかし、大切なものを失った時の「寂しさ」や「悲しさ」は減らせません。というより、強い思い入れを持てば持つほど、失った時のショックで立ち直れなくなってしまうのではないかと次第に心配になりました。大切なものを失くすと同時に、生きる意味を失くしてしまわないかということです。

これに対しても私は、今できることは何かを考えました。そこで出した答えは次のようなものでした。

もし大切な人を亡くしたら

大切な人が大切にしているものを、私が代わって大切にする
大切な人が望んでいることを、私が代わって実現する

すなわち、大切な人がそばに居るうちに、その人が大切にしているもの、望んでいることを聞いておく必要があります。

そして、もし、その大切な人を先に亡くしてしまった場合は、その大切な人のために自分が行動することを「自分の生きる意味」にしようと考えたのです。

自分が先に死んだ後、どのように生きて欲しいかを伝える

別れが来る時のことを想定して、生きている内に手を打っておくことは、逆のケースにも言えることです。私が先に死んでしまった時に、大切な人が「生きる意味」を見失ってしまっては不幸です。なので、妻には次のような話をしました。

私が先に亡くなったら

私が死んだ後、どのように生きて行って欲しいか
・自分の親・兄弟との関係や距離、墓や自宅のこと

いもさん

年老いた人が「終活」としてやることを、今からやっている感じです。もちろん、伝えることで重荷にならないようには気を付けています

最後に

40代、50代と歳をとってくると、ある程度想定されていたことが突然のように起きてきます。

「大切な人が亡くなる」「親の介護が必要となる」「自分や妻の体が不自由になる」「働くことができなくなる」

いずれも重大なことで、自分の心や体に大きなダメージを残します。その反対も同じで、自分が先に亡くなれば、自分の大切な人の心や体に大きなダメージを与えてしまいます。

すなわち、その出来事が実際に起きてしまってからでは遅すぎるのです。

全てはいずれ起きることです。できるだけ早い段階で、できるだけ詳細に想定して準備しておくことで、残された人は「悲しみを抱えながらも、生きる意味を見失わずに生きていける」と考えています。

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