2) ストックフォト

初心者・素人におすすめのストックフォトサービスは?

おすすめストックフォトサービス

こんにちは いもです。

今回はストックフォトでの稼ぎ方を具体的に見ていく第3回目です。今回は、初心者・素人におすすめのストックフォトサービスは?というテーマを考えていきます。

前回の記事「初心者・素人写真でもストックフォトの審査を通るのか?」では、審査だけに焦点を当てて各社を比較しました。その結果、総合的にはAdobe Stockがおすすめとの結論を出しましたが、審査だけを見た場合、各社で大きな違いはありませんでした。

今回の記事では、もっと幅広い項目で各社を比較し、おすすめのストックフォトサービスはどこかを考えていきます。

初心者・素人カメラマン
初心者・素人写真でもストックフォトの審査を通るのか?初心者や素人カメラマンが撮った写真でもストックフォトの審査に合格することは可能です。Stock Photo各社(PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stock)の画像審査について、その審査の難易度やスピード等の特徴を比較しながら紹介します...

ストックフォトサービス各社の総合評価

ストックフォトサービス各社の概要比較

まず最初にストックフォトサービス各社の概要を比較してみます。なお、「会社名」のリンクを開くと、各社の報酬(ロイヤリティ/コミッション)が書かれたページが表示されますので、詳しく知りたい人はそちらもご覧ください。

PIXTAAdobe StockiStockShutter Stock
概 要日本企業のサービスであり、顧客も日本人が多い。日本人をモデルにした人物写真などに強味がある。ビジネスでもよくつかわれている人気のサイトアメリカカリフォルニアに本社がある企業Adobe社のストックフォトサービス。Adobe製品(Photoshopなど)から直接写真をダウンロードして使えるため、世界中にいるAdobe製品利用者が使う写真(素材等)のダウンロードが期待できるアメリカのGetty Imagesの子会社で、カナダにあるストックフォトサービス。世界規模(200以上の国)で使われているストックフォトサイト。高品質な画像が多くそろっているNYに本社のある業界シェアNo1のストックフォトサイト。世界20か国語で素材を検索でき、世界中の人が顧客であるため売れやすいが、販売単価が他と比べると低い
寄稿者数・素材点数寄稿者35万人
素材点数5,600万点
寄稿者 不明
素材点数1億5,000万点
寄稿者23万人
素材点数2,000万点
寄稿者100万人
素材点数3億4,000万点
販売素材写真・イラスト・動画・音楽写真・イラスト・ベクター・ビデオ・オーディオ・3Dアセット写真・イラスト・動画・フラッシュファイル・音源写真・ベクター・動画・音楽
報酬(ロイヤリティ/コミッション)(写真)単品購入の場合22%、定額制の場合0.25クレジット (※1)顧客の支払う額の33%顧客の支払う額の15% (※2)顧客の支払う額の15% (※3)
契約の種類一般クリエイター/専属クリエイター/人物専属クリエイターコントリビューター
非専属コントリビューター/専属コントリビューター
コントリビューター
支払リクエスト
(※4)
10クレジット=1,000円以上$25以上$100以上$35以上

※1 クリエイターランキング(販売回数に応じてランクが上がる制度)が上がった場合や、独占コンテンツ販売制度(他社ストックフォトサイトで販売できない代わりにコミッション率がUPする制度)の場合は料率が高くなる

※2 この料率は非専属コントリビューターのもので、専属コントリビューターの場合は販売実績に応じて25~45%

※3 この料率はレベル1(当該年の販売数が100以下)のもので、レベルに応じて最大40%まで上がる。但し、毎年1月1日時点に、全員レベル1となり、販売数に応じてレベルが上がり料率も上がる仕組み

※4 売上額がある一定額に達しないと、売上額を受取ることができない PIXTA以外は、事前にアメリカの税務書類登録手続きが必要

上の比較は、それを見る人によっていろいろな見方ができます。

世界中の人を対象に写真を売ることができるストックフォトサービスは魅力ですが、寄稿者数や素材点数が多いということは競争も激しくなるとも言えます日本人の寄稿者として、他国の人にもニーズのある写真をどう作っていけるかが、世界中の人を対象に写真を売る時のポイントになるでしょう。

また、PIXTAとiStockは「専属(他社には同じ写真を提供しない)クリエイター」になることで「報酬」の料率が上がります。各社を比較検討した結果、どこか1社の「専属クリエイター」になるという方法も考えられます。

ストックフォトサービス各社サイトの使いやすさ比較

写真の審査を受けるためには、写真をアップロードし、タイトル・タグ付けをするなどの一連の作業が発生します。この作業は意外と手間のかかるもので、枚数が多くなると時間も多く取られます。

そこで、ストックフォトサービスサイトの操作性について比較しました。

PIXTAAdobe StockiStockShutter Stock
入力言語日本語日本語英語(Keywordは日本語でも可)英語
選択項目
(※1)
モデルリリースファイル形式
カテゴリー
入力言語
人物/プロパティ
Country of Shoot
No. of People
Release
画像のタイプ
用途
カテゴリー1
カテゴリー2
リリース
入力項目
(※2)
タイトル
タグ
タイトル
キーワード
Title
Description
Keyword
説明
場所
キーワード
使いやすさ少し使いづらい使いやすい少し使いづらい少し使いづらい

※1選択項目:リスト等で指定された項目から選ぶもの

※2入力項目:自分で入力が必要な項目

PIXTAサイトの入力画面

PIXTAサイトで入力すべき項目は、赤枠部分です。全て日本語で入力可能なので、特に難しいことはありません。

タグの欄も、別ソフトに打ち込んだものを、そのままコピペすることができますので手間はありません。

PIXTA

Adobe Stockサイトの入力画面

Adobe Stockサイトで入力すべき項目は、赤枠部分です。こちらも全て日本語で入力可能なので、特に難しいことはありません。

アップロードした写真を元にAIが自動的にキーワード候補を表示してくれますので、それを使うこともできます。

また、キーワード入力時、青枠の「キーワードをペースト」をONにすると、右側の写真のピンク枠のようにキーワードの表記を変えられます。

PIXTAと同様、別ソフトにキーワードを打ち込み、それをそのままコピペすることができます。

Adobe Stockの入力画面は分かりやすく、使いやすい印象です。

Adobe Stock

iStockサイトの入力画面

iStockサイトで入力すべき項目は、赤枠部分です。

「Title」 と「 Description」は英語で入れないと受付けてもらえませんが、「Keyword」は英語でも日本語でも可能です。

しかし、「Keyword」は事前にiStock側で決められた単語しか入力できません。ふさわしくない「Keyword」と認識された場合、緑の矢印のように赤枠で「Keyword」が囲まれます。

そして、「Keywords in red not found. Click for suggestions, remove, or recommend a new keyword」という表示が出ますので、代替候補から選ぶか、削除する必要が出てきます。

iStock

Shutter Stockサイトの入力画面

Shutter Stockサイトで入力すべき項目は、赤枠部分です。

「説明」「場所」「キーワード」の全てを英語で入力する必要があります。下に出ている「キーワードの候補」から選ぶこともできます。

Shutterstock

実際の販売状況

ここからは私の写真の実際の販売状況を紹介します。ストックフォトを始めて6ヶ月目の状況です。

なお、以前の記事に書きましたが、ストック型のビジネスをいろいろと並行して行っているため、ストックフォトへの写真アップロードは月1回程度しかしていない中での実績だという点をご了承ください。

PIXTAAdobe StockiStockShutter Stock
アップロード枚数
(※1)
169枚164枚54枚58枚
ダウンロード枚数
(※2)
5枚30枚4枚3枚

※1 アップロード枚数:審査に合格した写真で現在販売中の枚数

※2 ダウンロード枚数:お客様にダウンロード(購入)いただいた枚数。同じ写真が複数回ダウンロードされている場合も含む

初心者・素人カメラマン
初心者・素人写真でもストックフォトの審査を通るのか?初心者や素人カメラマンが撮った写真でもストックフォトの審査に合格することは可能です。Stock Photo各社(PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stock)の画像審査について、その審査の難易度やスピード等の特徴を比較しながら紹介します...

最後に

今回の記事では、PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stockの外形的な違い及び実際の販売状況を比較してきました。

今回と前回の記事を踏まえ、私が現時点でおすすめするのは、1位 Adobe Stock、2位 PIXTAとなります。

1位 Adobe Stock

プラスポイント(+)
サイトの操作性が良く手続きがスムーズにできる
報酬率が高い
審査はさほど厳しくない
・他と比べてダウンロード実績が多い
顧客の対象が世界中
マイナスポイント(-)
特になし

2位 PIXTA

プラスポイント(+)
・日本企業のため、手続きや情報提供内容などが日本人向けで馴染みやすい
審査は厳しくない
・審査申請できる画像サイズ/解像度が他社よりも小さい
専属クリエイター、独占コンテンツ販売といった選択肢が多い
マイナスポイント(-)
審査スピードが遅い
・一定期間内にアップロードできる枚数に制限がある
サイトが少し使いづらい

iStockとShutter Stockの評価は、現時点では上の2社に劣っています。

しかし、他の人のサイトを見ると、この2社の方がより多くの写真が売れていておすすめと書いている人もいます。私のように素人の見方とプロの見方は違いますし、人によってもおすすめするストックフォトサービスは異なることをご了承下さい。

上の順位は、初心者の私が数カ月取り組んできた経験を踏まえ、「初心者の人へのおすすめ」という視点で出した順位です。