2) ストックフォト

1ヶ月間ストックフォトに集中したことにより分かったこと

こんにちは いもです。

これまでストックフォト販売は、ブログや中古品販売と並行しながら片手間で取組んできました。しかし、これまでの経験から中途半端な取組み方では、ストックフォトの売上は伸びないことが分かってきました。

そのため考え方を改め、この1ヶ月間はストックフォトだけに集中しました。

この記事では、この1ヶ月間の取組みとその中で見えたものについてシェアしていきます。ストックフォト販売だけに集中したからこそ、見えてきたこともありました。

ちなみに現在、次のような写真を中心にストックフォト販売を進めています。

1. 食品、料理などを中心としたブツ撮り
2. PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真

これは前回の記事で書いた「写真販売初心者・素人の私がストックフォトをより多く売るための戦略」をより具体的に落とし込んでいった末に導き出した結果です。

strategy stock photo
写真販売初心者・素人が考えた ストックフォト売上増のための戦略ストックフォト各社(PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stock)の審査での不合格写真の却下理由を比較し、その特徴とその後の対策(カメラの買い替え、画像編集・加工ソフトの購入、リリースの取り方など)をまとめました。...

「ストックフォトをより多く売るための戦略」を実現するために

前回の記事「写真販売初心者・素人が考えた ストックフォト売上増のための戦略」では、これから取組むこととして、上の6つを掲げました。

これらを具体化するために、この1ヶ月で次のことを実施しました。

1) オリジナリティの付け方を具体的に考える

まずは、戦略の4.「自分が作れる写真(オリジナリティ)は何かを考える」を深堀りする作業です。

① 各ストックフォトサイトで「販売されている写真」を分析

PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stockのウェブサイトで、他のクリエイター(販売者)がどのような写真を売っているかを細かく調べました。自分が作る写真の幅を広げるために、他の人の作品を参考にしました。

この作業により、次のようなことが分かりました。

・ 他の人と同じような写真では、数多く出品されている写真の中で埋もれてしまう
・「同じ被写体」を撮影したとしても、表現の仕方でオリジナリティが付けられる(小道具の使い方、加工の仕方、色の選び方など)
・ 「同じ被写体」を撮影したとしても、国によって色・表現の好みが異なっている
・ ストックフォト各社で、上位表示される写真の特徴が異なっている
撮影する以外にもいろいろな表現の仕方がある(イラスト、写真合成など)

この作業で得たことを元に、次の方向性で進めることとしました。

1. 小道具の活用や写真の加工で自分のオリジナリティを付ける
2. 写真撮影だけでなく、イラストや写真合成にも取り組む
3. 画像を作るときには誰向け(日本人or外国人向け等)かを明確にする

② 各ストックフォトサイトで「実際によく売れている写真」を分析

次に、どのような写真が実際によく売れているのかを調べました。良く売れている写真のクリエイター(販売者)のやり方を参考にするためです。

PIXTAでは「販売者向け情報サイトPIXTA Channel」で「昨日の販売回数ランキング(1~10位)」を見ることができます。これを毎日確認することで次のようなことが分かりました。

・日によって売れている写真の傾向が異なるが、人物が入った写真が良く売れている
・日によって特定の産業やシーンに偏って写真が売れている
・人物が入った写真だけでなく、ブツ撮りや風景写真も意外と売れている
・売れている写真のクリエイター(作者)は、大量の枚数の写真を販売している(最低でも数千枚、多い人は何十万枚もの写真をUPしている)
・売れている写真の作者は、いくつかのテーマに絞って写真を販売している(絞ったテーマの中で、バラエティに富んだ写真を提供している)

この作業で得たことを元に、次の方向性で進めることとしました。

1. 人物写真では勝負できないので、まずはブツ撮りに専念する
2. いくつかのテーマに絞り、バラエティを増やすことで大量の写真を販売する(まずは1,000枚、1年以内に10,000以上)

とはいえ、写真にできる被写体が自分の身近になければ、大量の写真を作ることができません

そこで、自分が大量に作れる写真はどのようなものかを考え続けました。そして、たどり着いたのが冒頭であげた2つのテーマです。

1. 食品・料理などを中心としたブツ撮り
2. PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真

1つ目は「食品・料理などを中心としたブツ撮り」です。

私は会社を辞めて今は主夫をしています。毎週スーパーで食材を買い、毎日料理をします。そのため、新鮮な被写体が豊富にあり、オリジナルな被写体を多く作れることに気づきました。

2つ目は「PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真」です。

PhotoshopやIllustratorが使えるようになると表現の幅が大きく広がります。サラリーマン時代にストックフォトで写真を探したことのある経験から、サラリーマンがお金を払ってでも画像を求める場面がなんとなく想像できます。そんな画像を合成写真で提供できるのではないかと思いました。

いもさん

まずはお客様の目に触れなければ売れないから、売れるようになるためには「タグ(キーワード)付け」も重要です。いろいろと試してみていますので、何か分かったら記事にします

2) 画像作成に必要な環境を整え、関連知識・技術を習得する

次にしたことは、戦略の1. と2. 「高品質で価値ある写真を作るための環境を整える」「写真撮影の技術を学ぶ」に関することです。

数カ月前に次のものを手に入れていましたが、それらを使いこなす知識や技術が不足していました。そこで、それぞれを勉強し知識・技術の向上に努めました。

一眼レフカメラ SONY α7III
Adobe Lightroom Classic (RAW現像)
Adobe Photoshop(加工・編集)
Adobe Illustrator(イラスト作成)

それぞれの技術は、YouTube動画でもある程度学べます。しかし、短時間で集中して学ぶためにUdemy (ユーデミー)のオンライン講座で学びました。

基礎的な知識・技術を包括的に学ぶためにUdemy のオンライン講座は適しています。

いもさん

Udemyでは年に何回もセールをしており、最大95%引きで講座を購入できるタイミングがあります。20,000円以上の講座が1,000円代で買えるのでお得です。私はその期間にまとめ買いしています

また、RAW現像については、書籍を購入して学びました。書籍なら手元に置いて操作方法を確認できるので、必要な時に役立っています。

ちなみに購入したのは、玄光社から出版されている「Lightroom Classic対応 作品づくりが上達するRAW現像読本」です。

Adobe Lightroom Classicを使ったRAW現像テクニックを学べば、オリジナルの作品作成の幅が広がります。RAW現像を基礎から分かりやすく説明している本書は、手元に置きながら作業するのに最適です

3)写真撮影の技術的な問題点を解決する

次も戦略の1.と2. 「高品質で価値ある写真を作るための環境を整える」「写真撮影の技術を学ぶ」に関することです。

以前の記事で書きましたが、私の写真が審査で不合格とされる理由の多くに「ピンボケ/フォーカス」がありました。まずはその問題点を解決することに取組みました。

1つ目の対策として、新しいカメラ(SONY α7III)を購入したことは前の記事で紹介た通りです。これまで使っていたカメラが古くなり、ピント合わせの精度が落ちていたためです。

そのSONY α7IIIを不自由なく使えるようになるため、マニュアルを読み込み操作方法を勉強しました。

審査不合格
初心者・素人写真がストックフォト審査で不合格となった理由とその後の対策ストックフォト各社(PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stock)の審査での不合格写真の却下理由を比較し、その特徴とその後の対策(カメラの買い替え、画像編集・加工ソフトの購入、リリースの取り方など)をまとめました。...

次に、被写体を真上から撮影(俯瞰(ふかん)撮影)するための機材を購入しました。

紹介した通り、私が取り組む写真の1つは「食品・料理などを中心としたブツ撮り」です。「食品・料理」はありきたりな被写体で、たくさんの写真がストックフォトで売られています。

そこで、ありきたりな被写体でオリジナリティを出すための1つの方法として、俯瞰撮影をすることにしました。専用の機材を購入すれば、被写体の真上にカメラを固定し、手振れによるピンボケを軽減することが可能になります。

いもさん

俯瞰撮影の機材を購入し使ってみると、手振れの解消だけでなくフォーカスも合わせやすくなり、写真の品質向上に大きく役立ちました

4)ターゲットとする購入者に向けた作品作りをする

戦略3. の「ターゲットとする利用者(購入者)を明確にする」に関して取組んだことです。

ストックフォトは既にレッドオーシャン(激しい競争のある市場)で、お客様に写真を買ってもらうためには人にはない価値を提供できなければなりません。

そのため、誰に向けて写真を作るか(ターゲット)を明確にしないと、誰にも見向きもされない写真になってしまいます。

これから取り組む2つのテーマについて、ターゲットを明確にしました。

1. 食品・料理などを中心としたブツ撮り
2. PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真

まず1つ目の「食品・料理などを中心としたブツ撮り」のターゲットは主に外国人としました。日本的な食品・料理を中心に撮影し、外国人が好む色合い、レイアウト、小道具などを工夫して作品づくりを進めます。

2つ目の「PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真」のターゲットは主に日本人です。特に30代~40代の男性サラリーマン(個人)をターゲットに作品づくりを進めます。ウェブサイトやブログで使う素材や、ビジネスのプレゼンテーションで使う素材をイメージしています。

いもさん

先に書いた通り、PhotoshopやIllustratorなどを使えば、写真で撮りにくい抽象的なものを画像化できる可能性が広がります。抽象的な用語をイメージ化することに取組んでいきます。なお、「抽象的な用語」については、次の記事に書いていますのでそちらもご覧ください。

strategy stock photo
写真販売初心者・素人が考えた ストックフォト売上増のための戦略ストックフォト各社(PIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stock)の審査での不合格写真の却下理由を比較し、その特徴とその後の対策(カメラの買い替え、画像編集・加工ソフトの購入、リリースの取り方など)をまとめました。...

5)自分の写真の販売先として適したストックフォトサイトを選ぶ

戦略6. 「各社の特性に合わせた写真を提供する」に関して取組んだことです。

食品・料理などを中心としたブツ撮り」のターゲットは主に外国人です。そのため販売先としては、外国人の利用者が多いAdobe Stock、iStock、Shutter Stockが適していると考えました。利用者の多くが日本人と思われるPIXTAは、外国人をターゲットとしたブツ撮り画像は適していないと判断しました。

一方、「 PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真」のターゲットは主に日本人です。そのためPIXTA、Adobe Stock、iStock、Shutter Stockのいずれでも販売可能です。

今回審査にかけた合成写真は、上の画像のとおりPhotoshopとIllustratorだけを使って作成した画像です。カメラを全く使っていませんので、一般的には「写真」と言わないのかもしれません。

とはいえ、PIXTA、iStock、Shutter Stockの3社の審査は問題なく合格し、PhotoshopとIllustratorだけで作った画像でも「写真」として販売できることが分かりました。

Adobe Stockは同じ方法で作った画像であっても、合格するものと却下(不合格)されるものがありました。却下理由は「技術的な問題」とされるだけで、残念ながら詳細は分かりませんでした。そのため、合否の違いがうまれた理由は解明できませんでした。

ストックフォト審査結果
PIXTA特に問題なく審査に合格
Adobe Stock一部は合格したが、一部は却下(不合格)となった
iStock特に問題なく審査に合格
Shutter Stock特に問題なく審査に合格

いもさん

カメラで撮影した写真をベースにPhotoshopなどで加工・編集した写真は、Adobe Stockでも問題なく審査を通過できます。上で紹介したのは「PhotoshopとIllustratorだけで作った画像」の審査結果ですので誤解のないようにしてください

6)販売枚数を増やす

戦略5. 「コンスタントに出品し販売枚数を増やす」に関して取組んだことです。

ストックフォトでは販売枚数は多ければ多いほどよく、「初心者はまず1,000枚を売ることが目標」と言われます。

今回作成した「PhotoshopやIllustratorなどを使った合成写真」は、画像の一部を変えるだけで多くのバラエティーを作れるものでした。そのため、販売枚数の大幅アップを目指して全てのストックフォトで審査を受けてみました。

その結果は次の通りで、iStockだけ販売枚数を大幅に増やすことができました。

ストックフォト1ヶ月前の時点の販売枚数現時点の販売枚数結果
PIXTA2533071ヶ月当たりの審査提出枚数に上限があり、一気に販売枚数を増やすことは不可能なため断念
Adobe Stock185246PhotoshopとIllustratorだけで作った画像では却下されることが多くあったため、途中で断念
iStock661,128審査提出枚数の上限がない上に審査の回答も早い。短期間で一気に販売枚数を増やすことができた
Shutter Stock7080審査申請はすべて英語で行う必要あり。手間がかかるためほとんど審査申請せず断念

以前の記事でiStockサイトは使い勝手があまりよくなく、PIXTAやAdobe Stockよりもおすすめできないと書きました。しかし、iStockの審査申請には「Deep Meta」という審査申請のためのシステムがあり、それを使えば比較的効率的に写真を審査に提出することができます。

一方でPIXTA、Adobe Stock、Shutter Stockの3社はそれぞれにデメリットがあり、今回はほとんど販売枚数を増やすことができませんでした。「審査提出枚数の上限がない上に審査の回答も早い」というiStockの特徴は、写真の販売枚数を増やす上では大きなメリットだと実感しました。

いもさん

審査が厳しくないためPIXTAは初心者におすすめなのですが、「短期間に販売枚数を増やす」という点では一番厳しいです。ちなみに1ヶ月にアップロード可能な枚数は私の場合50枚迄で、なかなか上限が増えていません

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