サバイバル

大切な家族・自分を守るための備え ①エネルギーの確保

電力 エネルギー

こんにちは いもです。

現在の不安定な時代を生き抜く中で、家族や自分を守るために備えておくべきことの1つ目が「エネルギーの確保」です。

これまでは当たり前のように使ってきたエネルギー(電気・ガス・石油・ガソリンなど)ですが、さまざまな要因により価格が上がり、手に入りにくくなるケースが起きています。

世界規模での出来事といえば、ロシアのウクライナ侵攻や急激な円安、世界的なインフレ、資源産出国の資源の囲い込みなどが関係しています。

国内を見れば地震や台風、豪雨などの災害がもっとも大きなリスクですが、最近では平時にも関わらず国内エネルギー施設の老朽化やエネルギー需給バランスの崩れなどが原因でエネルギー供給不安や価格高騰が起きています。

国内で起きたエネルギーに関する出来事

2022年3月:福島県沖で発生した地震の影響で火力発電所が停止したことにより、初の「電力ひっ迫警報」が発令。首都圏が大停電するかもしれない危機と騒がれた

2022年4月:東北電力は太陽光発電の供給が増えすぎて大規模停電になるのを防ぐため、東北電力管内で初の出力制限を実施し発電を一時停止した

2022年4月:経済産業省が「猛暑や厳冬を想定した場合、2022年度の電力需給が厳しくなる見通し」と発表。政府内では計画停電や電力使用制限まで検討されているという報道があった

2022年5月:地下送電線の故障が原因で横浜市の約7万軒で停電。街中がブラックアウトし半日以上にわたって電気が止まる事態となった

このような状況から考えるとこの先エネルギーに関する危機は必ず訪れる」という覚悟をもって備えをしておく必要があります

実際に危機が訪れたときに大切な家族や自分を守れるように、今とりかかれる「備え」をまとめました。

いもさん

このサバイバルのテーマで書く記事は、専門家でもない一市民のおいもさん個人の見解であり個人が行っている対策にすぎません。危機をあおる目的ではありませんので、読者それぞれが考え、追加情報を集め、行動するようにしてください

エネルギー関連サバイバルへの備え・取り組み

(写真をクリックすると拡大してみることができます)

個人ができる「エネルギー確保」のための対策を表にまとめました。

エネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)が発生したタイミングを平時(平常時)と非常時に分け、エネルギーを利用する場所ごとにそれぞれの対策の適正を4段階(◎○△✖)で評価しています。

それぞれの対策内容について説明します。

おすすめの備え No.1ソーラーパネル+ポータブル電源

ソーラーパネル+ポータブル電源購入

エネルギー確保のために備えると良いものNo1は、ソーラーパネルとポータブル電源(ポータブルバッテリー)のセットです。

屋外でのキャンプや車中泊などで使われることが多いポータブル電源ですが、ソーラーパネルをつなげば、太陽光で発電した電力をポータブル電源に蓄電できます。

用途によって蓄電容量のサイズを選べますが、エネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への備えが目的であれば容量は少しでも大きい方がおすすめです。

値段がすこし高額となるため決断を迷う人もいるかもしれませんが、昨今の社会情勢を考えると迷っている余地はなさそうです

ポータブル電源購入の決断を急ぐべき理由

世界的な社会不安や日本のエネルギー政策を見る限り、日々リスクは高まっている
・台風・豪雨・地震・噴火など日本国内の災害発生可能性が、年々高まっている
・半導体や原材料価格の高騰で、ポータブル電源の値段が上がる可能性が高まっている
・災害やエネルギー不安が実際に起きると、急激に品薄・値上りが起き入手困難となる
・インフレが進む中では現金の価値が下がるため、実物に変えておいたほうが安心
・リスクがいつ起きるか分からないという精神的な不安をなくすことができる

次にエネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への「備え」として見た、「ソーラーパネルとポータブル電源セット」の、「良いところ」と「悪いところ」を紹介します。

1.いつでも(平時でも非常時でも)、どこでも(一戸建てでも集合住宅でも避難所でも屋外でも)使え、電気を確保できる
2. 自分で電気を作れるため、特に電気が止まった時に力を発揮する
3. 大容量のポータブル電源であれば、普段使っている家電製品をそのまま利用することができる
4. 操作方法が簡単なため、自分だけでなく誰でも使いこなすことができる
5. コンセント、USB、シガーソケットなど多種なプラグを差し込んで使うことができる

1.大容量のものになるとそれなりに高額な買い物となる
2.容量が小さいポータブル電源だと、消費電力の多い家電が使えない
3.蓄電池は使わなくても劣化するため、1カ月に1回くらいの頻度で使うことで性能を維持するようにメンテナンスが必要となる

おすすめの備え No.2カセットガス+コンロ・ストーブなど

カセットガス+コンロ・ストーブ購入

おすすめの備えのNo.1で紹介した「ソーラーパネルとポータブル電源のセット購入は平時にも非常時にもおすすめな対策ですが、「カセットガス+専用器具(コンロ・ストーブなど)」は非常時の備えとしておすすめです。

災害直後の混乱した状態では、あれこれ考えたり手間をかけたりしている余裕はありません。直感的に使える「カセットガス+専用器具(コンロ・ストーブなど)」はそんな緊急時に役立ちます。

【カセットガスが使える器具】

・カセットガス専用インバーター発電機(発電用)
・カセットガスコンロ・ホットプレート・炊飯器(調理用)
・カセットガスストーブ(暖房用)

それではエネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への「備え」として見た、カセットガス+専用器具(コンロ・ストーブなど)の「良いところ」と「悪いところ」をみてみましょう。

1.価格が安く購入しやすい
2.備蓄している人が多く、実際に使うことになった場合助け合いに使える
3.すぐに簡単に使うことができる

1.家庭内に保管することに不安が伴う(実際は保管方法を守れば安全)
2. 消防法で決められた本数までしか家庭で保管できない
3. 使用期限を過ぎた備蓄品の廃棄方法に不安が伴う
4. カセットガス専用の器具がないと役にたたない
5. 機器を使うのに必要なガス量が意外と多く、なくなるのが(消費が)早い

おすすめの備え No.3:木炭+七輪バーベキューコンロなど

木炭+七輪・コンロなど購入

キャンプやBBQ用に使われる木炭ですが、災害用として備えておくと意外と役立ちます。

木炭を燃やすためには七輪やバーベキューコンロ、バーベキューグリルなどの燃やす場所、木炭に火をつけるためのライターや着火剤、安全にあつかうためのトング(炭ばさみ)や軍手などもあわせて用意しておきましょう。

エネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への「備え」として見た、木炭+七輪・コンロなどの、「良いところ」と「悪いところ」をまとめました。

1.価格が安く購入しやすい
2.近所のホームセンターなどでも売られており入手が容易
3.保存方法がきちんとされていれば半永久的に使える
4.災害で使うことがなければ、BBQなどのレジャー用に使うこともできる
5.七輪があれば木炭を使い果たしたとしても、集めた木材などで代用できる

1.使い方が限られてしまうため、エネルギーとしての価値が高くない
2. 木炭は臭気・湿気を吸うとダメになるので、適切に保管する必要がある
3. 一酸化炭素を発生するため換気が必要など、使用方法に注意が必要

その他の対策 1:家庭用太陽光発電設備

家庭用太陽光発電設備設置

家庭用太陽光発電設備の設置」は時間もお金もかかりますが、エネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への対策として、検討する価値はあります。

太陽光パネルがあれば電力を発電して使うことができますが、天気が悪い日や夜間などには発電量が減るため、蓄電池も同時に設置する方が実用的です。

最近の太陽光発電設備普及率は9%、新築の約4割に太陽光発電が設置されていると言われていますが、太陽光発電にはメリットだけでなくデメリットもあるといわれます。

取り付けた後に後悔することがないように、購入前には入念なリサーチが必要です

それではエネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への「備え」として見た、「太陽光発電設備」の、「良いところ」と「悪いところ」を見てみましょう。

1. 自然エネルギーを使った発電のため、電力会社のエネルギー不足や停電が起きても問題なく過ごせる
2. 自宅で発電した電力を使うため、電力会社の電気代が高騰しても影響を受けない
3.発電する電気量が大きいため、災害時でも普段の生活と同じように電気を使った暮らしが送れる

1. 集合住宅(分譲マンションや賃貸アパート)では太陽光発電設備は導入できない
2. 災害時に家から避難が必要となった場合(避難所)には使えない
3. 立地・方角・周辺環境などの条件によって発電量に差が出るため、想定していたほどの電力を賄えない可能性がある
4. 天気によって発電量が左右されるため、想定していたほどの電力を賄えない可能性がある

太陽光発電設備の値段は安くなってきたとはいえ100万円以上かかる高価な買い物です。詐欺や悪質な業者にひっかかったり、事前の想定とは違い後悔したという話もたまに見かけます。

そのようなトラブルが起きないためにも太陽光発電の仕組みやメリット・デメリットの理解だけでなく、パネルの設置から廃棄までの発電量や収支シミュレーションを念入りにしておく必要があります。

いもさん

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その他の対策 2:V2H対応の電気自動車

V2H対応電気自動車

V2H対応電気自動車」は、先に紹介した家庭用太陽光発電と組み合わせることができるとより大きな威力を発揮する対策となります。

V2HとはVehicle to Homeの略で、車(Vehicle)から家(Home)を意味します。家庭からクルマへの充電はどのEV(電気自動車)でもできますが、V2Hに対応している電気自動車は電気自動車の蓄電池に蓄えられた電力を家庭にも給電できます

全ての電気自動車がこのV2Hに対応しているわけではありませんが、既に多くの電気自動車で採用され今後も増えていくであろうシステムです。

【国産メーカーのV2H対応車種】

NISSAN:リーフ(リーフe+)、ARIYA、e-NV200、サクラ
TOYOTA:プリウスPHV、MIRAI、bZ4X
MITSUBISHI:アウトランダーPHEV、エクリプスクロスPHEV、
       i-MiEV、MINICAB MiEV VAN
HONDA:Honda e
SUBARU:SOLTERRA

エネルギーの課題(価格高騰、エネルギー不足、停電等)への「備え」として見た、V2H対応電気自動車の、「良いところ」と「悪いところ」を見てみましょう。

1. 車に乗らない時、車に蓄電した電力を家庭用に使うことができる(特に停電・災害時に力を発揮する)
2. 太陽光発電をしている家庭であれば、発電した電力を電気自動車に蓄電することができ、電力代を節約できる
3. 夜間電力を使って電力を電気自動車に蓄電すれば、電気代を節約できる
4. 自動車の充電をV2H機器から行うと、200Vのコンセントから充電したときと比べて充電時間が約半分ですむ
5.家庭用蓄電池(最大20Kwh)と比べて電気自動車の電池容量(最大62Kwh)は大きいため、より長時間電気を使うことができる(特に停電・災害時に力を発揮する。3~4日程度分の電力)

1. 家庭用太陽光発電がないと停電・災害時に新たな充電ができない(既に蓄電してある電力は家庭用に使える)
2. マンションなど駐車場が家から離れている場合、車に蓄電した電力をH2Vを使い家庭用に使うことができない